「私のブラインドタッチ、猫も歩けば踏んでいく」

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「私のブラインドタッチ、猫も歩けば踏んでいく」

「私のブラインドタッチ、猫も歩けば踏んでいく」

2026/06/12

「私のブラインドタッチ、猫も歩けば踏んでいく」

 

こんにちは、Natsuです
 

CADオペレーターにとって、キーボードは体の一部

 見ずとも指が位置を把握する「ブラインドタッチ」は、もはや職人の嗜み

……そう思っていた時期が、私にもありました

 

ある日の午後、図面の修正に没頭していた時のこと 

 画面上の座標を追いながら、指は淀みなくキーの上を舞っていた

ところが、指がコンマ数秒、迷った瞬間

 画面上の線が、ありえない角度でピョーンと伸びた。

「……は?」

拡大してみると、そこには見たこともないような謎の図形が

私が一瞬、視線を外した隙に指が勝手に迷走していたらしい

 

その様子を、隣で見ていたAki-Jが、冷ややかな視線を向けながらボソリと呟く

 

「ねえNatsu、今の線何? アート? 芸術は爆発ってやつ?」

 

「うるさいな。今の、猫がキーボード歩いただけだから」

私は慌ててCtrl+Zでやり直そうとしたけれど、焦れば焦るほど指が滑る  まるでキーボードの上で猫が運動会をしているような、デタラメなコマンドの羅列

 

「あぁもう……! 今のは猫、猫がキーボードの上を歩いたんです!」

 

苦しい言い訳をする私に、Aki-Jは呆れ顔を通り越して、わざとらしく丁寧に煽ってくる

 

「あら、それは大変ですねぇ Natsuさんの華麗なる猫テクニック、私には到底真似できませんわ」

 

「……姉さん、さっきから敬語が嫌味ったらしくてイラッとくるんですけど」

「あら、ごめんあそばせ。……で、画面が猫の足跡だらけなんですけど、いつになったら修正終わるの?」

 

「覚えてろっ! 今度何かあったら倍して返してやるからなっ(笑)」

 

結論:

ブラインドタッチの極意は、指の速さではなく「冷静な精神状態」にある  

そして、どれだけキーを叩き慣れていても、集中力が切れた瞬間に指は「野生の猫」と化す

今日も私のPCには、ときどき「猫の足跡(謎の線)」が残ります。

 

 

今日も事務所は平和です

次はどんな足跡が図面に残るか、自分でも少し楽しみになってきました

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