散歩道

こんにちは！Haruです

 

先日のとある冬の寒さが少し和らいだ午前中だった

pcで次の仕事の図面とにらめっこしていた時

部屋のドアをノックするモノが現れた

（今日は来客の予定はないけど誰？）

 

そんな疑問もその声を聞いたらすぐに吹き飛んだ

 

「晴樹！入るよ」

 

私の名前はたしかに　「はるき」である

だが、私の名前を本人に向かって呼び捨てで呼ぶなど

この世では限られた少数の人間しか存在しない

 

だがその声は間違いなくその少数の人間の中でも最上位に君臨する存在だ

 

 

 

 

母である

 

 

 

 

何の連絡もなく突然やってきた

 

 

すると

 

「今は時間ある？　今日は暖かいし散歩にでも行かないか？」

 

予想の遥か斜め上の回答だ　

やはりこのヒトは計り知れん・・・・

 

図面とのにらめっこもそろそろ飽きてきたタイミングだったので

ちょうどいいやと思い２つ返事でOKの返事をした

 

 

そしてボチボチと歩き始める

 

 

母と一緒に歩くなんていつ以来だろうか・・・・

歩きながらだが二人で会話なんてのも何だが久しぶりで新鮮だ

内容はお互いの近況報告から他愛もない会話

特筆することもない

 

 

 

暖かい日だとしてもやはり冬

 

 

時折吹く風がやはり冷たい

 

なのでポケットに手を入れながら歩いていると母から

 

「ポケットから手を出して腕を振って歩きなさい」

 

とありがたいアドバイスを頂戴した

 

私がいくつになろうと

母からみればいつまでたっても子供なのだろう

言い返す言葉もなく直にポケットから手を出して歩くことにする

 

 

ご指摘に従い腕を振って歩いていると段々とカラダも暖かくなってきたように思えた

 

 

近所をグルっと廻って帰ってきただけだったが時計を見ると１時間ほど経っていた

スマホを確認すると凡そ4.1km歩いたことになっている

たった１時間の散歩だがまぁまぁキツかった

でも話ししながらの散歩は楽しい１時間だった

 

そして帰り際に母が

 

 

「また散歩に行こう」

 

 

と誘ってくれた

もちろん二つ返事でOKをした

 

 

運動不足を痛感した１時間の散歩だったが

母といろんな話しができた事が直に楽しかった

 

良いリフレッシュになった！

午後からはバッチリ図面とにらめっこ出来そうだ